注意癖1
常識だと思っていることがある。
それは、バスや列車の中では、静かにしているということだ。
ところが、女子高生はやたらと大きな声で話をする癖がある。
私には、それを黙っていられないという癖がある。
長い間の経験で注意するとき心がけていることがある。
1、必ず、お楽しみ中申し訳ないと言う気持ちを伝える。
2、黙って、とは決して言わない。
3、命令調でも言わない。
例えば、こうだ。
「ゴメンね、少し静かに話してもらえませんか」。
ところが今日は、それでも、話声がまた大きくなった、思わず「静かにしてください、みんな生活が掛かっているんだ」と。言った後で、何の生活が掛かったものかと、自分ながら呆れていた。
さすがに、そのあとはシーンとなった。私は、妙な静かさの中、今日の携帯メモに取り組み始めた。