2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽光発電その後 5まず、パネルにはもう日が当たっているから慎重にやらないといけない。 異常な電流が流れた場合インバーターやコントローラという機器を壊してしまう怖れがある。 そして、手順書を用意しておかないといけない。 何処に置いていたっけ、…

太陽光発電その後 4早く試したい、だが、私はこの段階からぐずついた。 家の周りの石を早く引きつめないといけない。 それより先に庭に置いてある荷物を見えないところに移動しないといけない。 いや、トマトの苗を早く移し替えないといけない。 優先順位を…

太陽光発電その後 3決めた、バッテリーを変える。 だが、今のバッテリーはたしか45000円はした。 でも使えないよりは良い。 インターネットで太陽光発電用のバッテリーを見ると3500円だ。 こんなので大丈夫かな。一つしかかごにいれなかった。 決…

太陽光発電その後 2たまたま家にきた太陽光発電を扱う電気業者にソーラーパネルとパンフレットを見せてアドレスをもらった。 残念だった、解決には至らなかった。 プロにも難しいものだということが判った。 私は、矢も盾もたまらず大須に出掛け変圧器を物…

太陽光発電その後1パネル2枚の太陽光発電をはじめてから2年経つ。 骨組みを作ることに時間は掛かったが、蓄電するまでにその方法が解らず、思いの他時間がかかった。 基礎知識がないせいだが、蓄電ができなかった。 今、分かった原因はバッテリーをやたら…

君たちもう少し静かにしなさい7月25日あさ7時22分発の列車に乗ろうとしているオレンジ色のポロシャツの二人の女子高生を叱った。 というのは、春日井駅のホームをまたぐ橋を上り切ったところで妙に先が詰まっていることに気がつき、見るとオレンジ色のポロ…

Sさん通信パート5 37月23日、Sさんは今日デイサービスに行った。 仕事帰りに電話するとリハビリがきついと言っているらしい。 今回はお試し、リハビリ付きの方がいい。だから前のところはやめて、週4回は今日の所にして、2日間は家にリハビリの人が…

Sさん通信パート5 2夜中に起こされることはなかった。1日目は無事に過ごせたなぁ。 と思っていた、実はそうではなかったことがその日の昼の電話で判った。 朝、オムツがえらいことになっていたという。 整腸剤で流動的になっているからトイレの度に便が…

Sさん通信パート5 1Sさんが退院した。また、私たち家族との生活が始まった。 恐ろしく体力が落ちている。 車椅子からなかなか立ち上がれない。 当然ひとりで用を足すことが困難を極める。トイレの入口をもっと広げておくべきだった。 病院で体力回復でき…

母のこと13私たち夫婦の新婚生活は団地からだった。 私たちが新婚旅行をしている間団地の部屋の管理を無用心と母がひとりで泊まってくれていた。 今まで寮の個室だっだが本棚や机、新品の家電、家具が心配だという。 今から思えばそんな心配は不要だったが…

母のこと12本来長男が家を継ぐべきだろうが、私は家を出ることばかり考えていた。 大学にいけるほどの自信はなかったし、家にお金はなかった。 社会科の先生が東京でブラスチックで造花を造る会社の話をした、私は候補に名乗り出た。 それを、私から聞いた…

母のこと11家が貧乏な理由は隣に後で越して来た中山家のせいであるといつも言っていた。 父は土地を買ったあと、移転登記をしなかった。 後で来た中山家がうちの土地も自分のものとして登記してしまった。 父は自分のものにするために、土地代を中山家に支…

母のこと10母は、美人の部類に入る。幼い頃から自慢の母だ。 話もうまいし笑いの押さえ所も知っている。 あの厳しい父親に育てられているから人を見る眼もある。 だから、評価は厳しい。 私が子どものころ、母と父はいずれ別れるのではと思っていた。 その…

母のこと9父を除く5人と両親との生活はどんな様子だったのだろう。 兄弟7人のうち3人は女性だった。 長男と長女の波田のおばさんは既に結婚していたはずだ。 下の二人も意地悪な性格ではない。 女性3人はバランスの取れた性格だから仲良くやれていたの…

母のこと8何度も思った、よく母は結婚するまであの家に暮らしていたものだと。 私が感じた絶えない緊張感、その中でよく自分を維持できたものだと思ったからだった。 だが、母はあの厳しい祖父にとびきり愛されていたことを私は知っている。 母は火事で足に…

母のこと7母の父親は一代の庭師だった。 私が今の仕事を終えた後で庭に関連したことをしようと思っているのも誰かが継がないといけないという思いがあるからだ。 出身は恵那とも、広く岐阜とも聞いているが不確かだ。 どういういきさつかは分からないが、東…

母のこと6姉はその大所帯の中で生まれ、私は新築の家に着いた日にうまれその後弟が産まれた。 父は、小さな教材を売る会社に勤めていた。 小学校に最後まで籍を置けなかったと父が言ったとき母は本当にびっくりしたという。 それは、最後に入院した病院でぼ…

母のこと5早く嫁に出さないといけない。 だが、いとこどおしでも、と周りが言っているのを祖父は犬じゃあるまいしと毛嫌いした。 そして、祖母の兄の妻の兄弟の子どもである父が候補に上がった。 百姓家にやるつもりは無いと祖父は言っていたらしいが義理の…

母のこと4 国立の蚕糸試験場は臨時での採用だったらしく年末には解雇された。 再度雇い入れになるかは追って連絡するということだったらしい。 それを知った父親が知り合いと東京の世田谷区で家政婦の仕事をすることを決めて来た。 なんでも親どおしのきめ…

母のこと3母は昭和3年生。いま86歳。22歳で結婚した。 父とはお見合いで、新婚生活は父の両親兄弟との同居で始まった。 少ししてから賃貸を借り、今住んでいる土地に家を建てた。 私たち一家が貧乏暮らしの原因を作った隣人は後からきたが。 それは此処で…

母のこと2なんとか休みをもらい、里に母を迎えに行った。 妻M子と私は、金曜日朝6時半に家を出た。 M子さんが先に運転し私が途中で交代し、私に眠気がきたところでまた交代した。 私が目を覚ました時はちょうど高速道路を降りたところだった。 沢田君の家…

母のこと1リホームが終ったことを私の母に伝えた。 6月まで残っていたキンカンが甘くて送った。 届いたと電話がきたので、暑くならないうちに家を見に来ないかと誘った。 腰が痛いという。 それでも迎えに行くと言ったら、いいよバスでいくからとようやく…

Sさん通信パート4 3土日は二人でお見舞いに行く。 土曜日は午前中。 日曜日は午後に行った。 ちょうど昼食の膳を片付けようとしているところだった。 ほとんどの人が席を立ち、膳もSさんを下げたら終わる様子だった。 Sさんの前の席が空いていたので空…