本物になるために

ようやく、目の前に自分の目指すところが見えかけてきた。
しかも、恐怖を伴って。
私だけでないが、気持ちには、良い、好き、楽しい、愛おしいと、その反対がある。
いつもその良い方を見せていれば害はないが。
時に私は、厳しい評価をするときがある。
正しくないことをする人、怠けている人、辛い思いをさせる人、憎しみをあらわす人はいる。
私の信条に合わない生き方をしている人を見ると私は腹が立つ。
その時、私はあるべき社会通念を振りかざして、自分が非難し時には罵倒することを正当化する。
自分の未熟性を、知っているつもりになっていたが、この頃、特に気になる。
私が目指すのは、この未熟部分を何とかすることだ。