少しウトッとした時、息をしなくなった親父、看取ることが出来なかった。

枕元で約束した通りできるか分からないけど、幸せになるための務めは止めない。

このまま家にいるとろくでもない男になるのではないか、という強迫観念で家を離れて社会に出た。
話し下手で世間を知らないから上手くいくはずもなく、取り返しのつかない失敗をたくさんした。
今はある程度の水準になっていると思うが、目指すところにはまだ至っていない。