優しさを表すこと3
既に一つの人格を持つ人を、今のままでは起こすかも知れないリスクを何とか避けてあげたい。
そのために生き方、思いかたを正すのは今だ、と思ったとき、親のように暖かい厳しい指導が必要だと思う。
だが、その頃はそうは思えない程明らかに違っていた。
果たして、育てようという気持ちは有ったのだろうか。
その頃は、指摘を受けても仕方がない、もっともだと納得していた。
また、そのような役割を与えられた人が、どのように対応するのかを私はいずれ上に立っ時のために観察していた。