Sさんが眠る前に

M子さんのすることは多い。
それが毎日なら、嫌になるのは当たり前だ。
だから、時々、爆発する。
仕方ない、優しい気持ちを維持するためには、何処かに発散しておかないといけない。
とは言え、私がぎりぎりの処まで手伝うことにする、と今朝宣言した。
M子さんは、いいと言う。
私が手を出し過ぎると、Sさんが甘えるという。
だが、M子さんの疲れは溜まっている。
私が手伝えば、少しはM子さんの仕事は減るに、決まっている。