五感を正しく感じる訓練3

  題名がどうもしっくりこない、五感を正しく受けとる、と言ったほうがいい。
 
五感を正しく受けとる訓練3

  自分がいて、周りが有る。
  どちらが主でも従でもない。
  ところが周り気にするあまり、五感のうち見る聞くを優先して「触れる感覚(肌で感じる)」など自分を感じる感覚を大切にしなくなった。
  自分を意識し過ぎると、見る聞くという周りへの注意は散漫になる。ひいては、コミュニケーション能力は劣化してしまう。 
  注意して欲しい。
  自分を感じるということと自分の気持ち、感情を感じることは違うということを。
  注意散漫になる原因は、自分の感情(喜び怒り哀しみ楽しさ)(バカにされたくない、尊敬されたい、愛されたいなど)への執着の方だ。 

  本来なら、次に、見る聞く訓練に進むところだが、先に、自分の感情に対する執着を振り払う訓練の方が必要なようだ。
 
  自分を感じることが余裕をもって出来るようになって、ようやく周りのことを親身になり受け止め、心がこもった配慮ができるようになる。
  まるで自分のことのように。