今朝

17日月曜はリハビリに来る日だからSさんを起こさなくていいとM子さんが言う。
私は、起こすために目覚ましが鳴ったら、すぐに布団をたたみ押し入れに入れていたのに。
じゃあ、今日は職場での窓口の当番だから、早く自分のことをしてからSさんの部屋に行こうか。
部屋を覗くのをやめ、背広ズボンコートをクローゼットから出してリビングに入った。
それにしても今日はやけにオシッコの臭いがする。
俺も過敏症になったかと思い、いつもの、自分のヨーグルトを用意し、パジャマを脱いだ。
ついでにSさんの部屋をのぞく。
すると、Sさんがベッドの下に羽毛布団を掛けて寝ている、ではないか。
えっ、何で、と声も出ない。
これをM子さんが見たらきっと大声を出すだろう。
何時からここにいるのか聞くと、3時ごろだと言う。
羽毛布団から見えるSさんの首・肩にパジャマが見えなかった。
あとで聞くと上は着ていたいたようだが。
M子さんにSさんが、ベッドの下で寝ている、食事は自分でするし弁当はいいからと言った。
私は出掛ける用意をしないといけない。
弁当は自分で作った。
有り合わせで食べていたら、M子さんがリビングに来て言った、オムツも着けないで下で寝ていたらしい。
どうしたらそうなるのか。